普段の稽古で身につけた技術を披露する場は様々。一つは他の記事でも取り上げた年に4度の昇級審査会。また一つは各地で行われる種々の大会が存在します。 大会の種類はたくさんあり、初心者から出場できるビギナークラスから高度な技術が要求されるものまで多種多様。その競技内容も型競技と組手競技に分けられ、 どちらでも当人が希望する競技にエントリーが出来ます。
毎年秋(10月~11月)に米子市で行われる支部内交流試合はビギナークラスに相当する、入門間もない道場生にとっては最も身近な大会です。 学年別、年齢別、男女別、帯別、体重別などカテゴリーは細かく分類されます。 もちろん参加者すべてがビギナーというわけでは無く上級者のエントリーもありますが、身内の大会ということもあり、実力差など十分考察されたうえで組み合わせが 行われます。そういった意味合いでは、初心者の道場生にとって自分の実力を試す最初の場として最も適しています。
交流試合で結果をおさめたら次は県大会。近隣では毎年秋季に広島市で開催される「広島県平和杯空手道選手権大会」があります。広島支部の生徒さんだけに留まらず、 遠征という形で山陰支部からも毎年何人もの選手が参加しています。
レベルの面では県大会の更に上に位置するブロック大会。「西日本空手道選手権大会」や「全関西空手道選手権大会」がこれに該当します。 山陰両県はもちろん、中国地区、関西地区、九州地区、四国地区の強豪選手を交えてその覇権が争われることになります。 その水準は高く、ここで勝ち上がる為には相当な技量が要求されることはいうまでもありません。
毎年4月と10月には埼玉県において「全日本空手道選手権大会」が開催されます。 ブロック大会で優秀な成績を収めると、全日本大会への出場権を得ることができます。全国各地の強豪選手が集う全国区のトーナメント戦では、当然のことながら 並大抵の力量では太刀打ちできません。
極真館山陰支部では、この舞台で活躍できる選手を育成するために、長年にわたって毎週日曜日に特別クラスを設けて 厳しい稽古を重ねてきました。その甲斐もあり山陰支部内より多くの全日本チャンピオンが生まれています。 もしかすると次はあなたの番かも知れません。我こそはと胸の高鳴りをおぼえた方、今日から極真空手をはじめて全国制覇を目指してみませんか?
※新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、上記に挙げた大会のうち開催を見合わせているものもあります。